今ここにある危機とぼくの好感度について 1話

いやあ、、苦しかった、、

 

タイトル長くてなんか『なめらかな世界と、その敵』っぽいタイトルだなと。

それにしても、大学側の権力もった高齢男性たちと、松坂桃李の無能だが従順な若い男性が、自然に社会的弱者を踏みつけにする様子が丁寧に描かれていて、見ていて怒りがわいてくるようなドラマでした。

 

まじで松坂桃李は演技うますぎるな、、渡辺いっけいもよかったよ

でも、やっぱ、鈴木杏

「なめてんの?」

っていう一言に尽きます。

 

心にささりました、、

 

権力をもった人間は、弱者が直面する困難とか怒りとか苦しみを想像しなくていいし、声をあげなくてもいいんですよね。

声を上げないでいられるってことこそ、権力のある証拠っていう。

 

私も大学院まで行ったんで、ドクター出てからの非正規雇用とか、雇止めとか、色々先輩から話聞いたりして、ホントにこの国は知識とか技術をなめてるなって思います。

 

桃李の「世界は単純であってほしい」って願いは、分かる。単純なものは分かりやすくていいよね。

 

でも、世界は複雑で、二項対立に単純化できないから、「複雑なものを複雑なまま理解する」ってことが大事なんだよなって思う

 

見てて辛いけど面白いわ

視聴継続したいよ

 

あと岩井は、完全に落合陽一だよね

桃李は進次郎かな

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